1/2

音楽絵本シリーズ⑤「ラ・カンパネラ~12のピアノ名曲による音楽絵本~」

¥1,870 税込

この商品は送料無料です。

・「ある日、村に伝説のヴァイオリニスト・パガニーニがやってきた!」
・名曲「ラ・カンパネラ」誕生の衝撃を現代に蘇えらせる渾身の絵本物語!
・各物語頁に掲載されているQRコードから名曲の再生リストを読みながら聴ける!
・フジコ・ヘミング追悼
・「愛の夢」「幻想即興曲」「別れの曲」「英雄ポロネーズ」「革命のエチュード」など、ピアノ名曲が絵本物語に!
・物語とイラスト、見開きで1話(1曲)完結!
・コンサートや発表会、レッスンにも使える!

【音楽絵本『ラ・カンパネラ』について】
 『ラ・カンパネラ~十二のピアノ名曲による音楽絵本』は、ショパンやリスト、ベートーヴェンやブラームスなどのコンサート用のピアノ名曲を十二曲厳選し、その音楽的エッセンスを反映した物語とイラストを創作してまとめた絵本物語集です。教育現場から発表会、コンサートでの朗読やイラスト上映付きの実演まで、幅広く読者の皆様のお役に立てばと願い、作成しました。
絵本のタイトルを飾る「ラ・カンパネラ」はもとより、「別れの曲」「悲愴ソナタ」などの名作の数々に対して、物語を創作することはとてもむつかしい作業でした。特に、今回、試行錯誤したのはショパンです。ショパンの名曲に冠されている「別れの曲」「英雄ポロネーズ」といった通称はショパンによるものではなく、ショパンは標題音楽よりは絶対音楽を志向した作曲家でした。そのため、物語を付けるのは蛇足であるばかりでなく、作品の本質をかえって歪めてしまうという危険性を他の作曲家にもまして痛感しました。これをできるだけ回避するために、ショパンの名作に対しては、詩というスタイルを採用しました。ショパンの音楽を言葉で説明するのではなく、ショパンの音楽に対して何がしかの言葉を語り掛ける詩の試みによって、作品と私たちのかかわりに新たな命を吹き込みたいと考えました。
本絵本を制作中に、ピアニストのフジコ・ヘミングさんが逝去されました。フジコさんの演奏活動とメディアでの報道によって、日本国内でよりポピュラーな人気を獲得した「ラ・カンパネラ」ですが、本絵本では作曲者リストの動機となった「パガニーニの衝撃」に迫りたいと思いました。フジコさんのご冥福をお祈りするとともに、物語制作を通して改めて「ラ・カンパネラ」の魅力の根源に想いを馳せました。
尚、イラストは物語に対してはすべてAIで生成しましたが、表紙や扉ページなどでは歴史的名画も掲載しました。読者の皆様にとって、この絵本がピアノ名作の奥深い世界に親しむ一助となれば幸いです。
令和六年七月吉日  高久弦太

【もくじ】
喜びの島/ドビュッシー
亡き王女のためのパヴァーヌ/ラヴェル
別れの曲/ショパン
ピアノソナタ『悲愴』より第二楽章/ベートーヴェン
間奏曲Op.118-2/ブラームス
からたちの花/山田耕筰
ユーモレスク/ドヴォルザーク
幻想即興曲/ショパン
革命のエチュード/ショパン
英雄ポロネーズ/ショパン
愛の夢第三番/リスト
ラ・カンパネラ/リスト

商品をアプリでお気に入り
  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥1,870 税込

送料無料

最近チェックした商品
    その他の商品