哲学絵本シリーズ❶「デカルトの夢: デカルトの「夢の懐疑」に基づく哲学絵本」
¥1,320 税込
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・子どもから大人まで楽しめる哲学絵本シリーズ第1弾!
・「デカルトの夢の懐疑」のエッセンスが絵本物語に!
・わかりやすい解説も! 哲学入門としても最適!
・物語文から直接生成したAIイラストによる新時代の絵本物語!
哲学ユーチューバー・ネオ高等遊民さんも推薦!
「これはすごい。待望の哲学絵本ができました。
著者の高久弦太さんは、ネオ高等遊民の友人で、哲学者の意義や本質を、誰にでもわかるような言葉で表現することを長年追求しつづけている方です。
本書は、絵本というきわめて限られた短い表現のなかに、デカルト哲学のおもしろさが凝縮されています。
誰でも夢を見ていて、夢の中ではそれが本当のできごとだと感じてしまっている。
そんな夢についての疑いが、どうして哲学なのか。哲学とは何なのか。それが幻想的な絵とともに、やさしい言葉で語られています。
この絵本を通じて、多くの方が哲学に親しんでくださいますように!」
「絵本の魅力と哲学の冒険」~あとがきにかわるお話~
絵本は心に灯をともします。「哲学は、その光の一つ」と心から信じています。そんなわけで、「哲学絵本シリーズ」を生み出しました。この絵本が、小さなお子さまから大人の方々まで、哲学の素晴らしい世界への扉を開くきっかけになれば幸いです。
哲学って、ちょっぴり難しそう…と思われがちですよね。でも、世界が目まぐるしく変わる今、新しい「教養」が、私たちの心にとってより大切になってきています。たとえば、山登りが今や人気のアクティビティであるように、哲学もまた、多くの人にとって身近なものになりつつあります。哲学は、知の山を登る旅。頂上に立つときの感動は、世界を見る新たな眼差しをもたらします。技術がどんどん進化しても、本当の「教養」は時を超えて価値を持ち続けます。変わりゆく時代の中で、ぐらつかない心を持つためには、少し常識の外に目を向ける勇気が必要です。
哲学の旅は、まだ誰もが気づかなかった問題を見つけ、疑問に思い、考え直すことから始まります。この探究心が、予期せぬ人生の道を切り拓きます。「デカルトの夢の懐疑」をテーマに選んだのも、そんな力を皆さんにお届けしたいからです。デカルトは、「今、目を覚ましたこの瞬間は紛れもない現実だ」という、誰もが疑わない「常識」を問い直しました。この深い問いが、理解と共感、人生を豊かにする鍵となります。
この絵本は、フランスの哲学者、ルネ・デカルトの「夢の懐疑」をベースにした新しい物語です。デカルトの深い思索を、想像力豊かに、そして感性に訴えかける物語として再現しました。デカルトの議論をもっと身近に感じてもらいたくて、原典にはない要素も加えています。
デカルトが私たちに示したのは、「現実」と「夢」の区別は、思うほど明確ではないということ。そして、どんなに確かだと思える感覚も、疑う価値があるということです。この深い省察は、私たちが日常で直面するさまざまな問題に光を当てます。自分の感覚や経験だけに頼ることの限界、そして、常識や信念を疑うことの大切さを教えてくれます。
「デカルトの夢の懐疑」がもたらす示唆は、私たちの生き方、考え方に深く関わっています。自己省察と疑問を持つ勇気が、真に豊かな人生への道を開くのです。この絵本が、すべての方々の人生に役立つ知恵となり、心に残る一冊となれば、これ以上の喜びはありません。
令和六年二月吉日
高久弦太
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